Godox AD300pro AD200 AD360光質比較
目次
以下の3製品をフル発光で光らせて
「明るさ」「光質」の比較を行いました。
■Godox AD200 + ラウンドフラッシュ
■新製品 Godox AD300 Pro
■Godox AD360 II (キノコ あり/なし)
YouTubeの比較解説はこちら
比較方法
3製品のストロボを並べて、壁に向かって50cmほど離して設置。
フル発光で壁を照射し写真で撮影。
どのような光が出ているかを確認します。
撮影した写真
Godox AD200 + ラウンドフラッシュ
ラウンドフラッシュ形通り、丸くて強い光が出ています。
今回の検証では
- 中心が一番明るい
- 周辺が一番くらい
結果となっています。
Godox AD300Pro リフレクターなし
中心にホットスポットがあり、そこからリニアな光が周辺に行くに連れ減光しています。
かなりきれいな光ですね。
- 中心はAD200についで2番めに明るい
- 周辺に関しては一番明るい
という結果になりました。
Godox AD360 (発光管むき出し)
発光管むき出しの撮影の為、若干発光管自体の影が壁に出ています。
また横や後ろへ光が逃げているのか、AD300よりも光は全体的に暗いです。
- 中心は一番くらい
- 周辺も一番くらい
結果になりました。
Godox AD360 + キノコ
こちらも中心に適度なホットスポットがあり、周辺に向かってリニアに減光していってます。
かなりきれいな光で、AD300Proを買うまでは一番好んで使ってました。
- 中心は発光管むき出しと同じくらいの明るさ
- 周辺は発光管むき出しよりも少し明るい
まとめ
今回の検証において「光の質」「明るさ」という点でいうと
AD300Proの勝利
という感じですね。
一番光が強く、中心のホットスポットから外へ綺麗に減光していっているので、取り扱いがしやすそうです。
キノコの減光
「AD360+キノコ」もかなり好きな光なのですが、キノコを装着している分、光量が落ちてしまっている印象です。
300Wと360W 60Wの差以上にキノコで減光してしまってますね。
AD300Proに関しては携帯性も抜群でお手軽にライティングするにはかなりいい商品なのではないでしょうか?
それでもAD360を選ぶ理由
しかし、AD360にも大きな利点があります。
それは「大容量バッテリー」です。
AD300Proのバッテリーは「2600mAh」と小さいです。
(AD200は「2900mAh」とAD200のほうが大きい)
これに対してAD360は4500mAhと大容量のバッテリーになっています。
このため「長時間の撮影」に関してはAD360に分があります。
(当然、大容量外付けバッテリーのため持ち運びは大変)
自分にあったストロボを選ぼう
このようにAD300ProとAD360ではちょっと得意分野が違う感じなので、自分の使用用途に応じてストロボを選ぶのがいいかと思います。