富士フイルムが「FUJIJILM X-T4」を正式発表しました。
概ね事前の噂通りの驚異的なスペックでのリリースとなりました。
スペックの概要を見ていきましょう。
主な特徴

世界最高15コマ/秒の高速連写、最短約0.02秒の高速AF
- 新開発のフォーカルプレーンシャッターを採用
- 15コマ/秒の高速連写
- 電子シャッター時は30コマ/秒(ブラックアウトフリー)
- レリーズタイムラグ約0.035秒
- シャッター耐久がX-T3比約2倍の30万回
- シャッター音の静音化
- アルゴリズムの進化により最短約0.02秒の高速AF
- 優れた動体追尾、カメラから離れていく被写体も正確に捉える
- 顔・瞳AF性能の向上
ボディ内手ブレ補正
- X-H1比約8倍のブレ検出精度
- 5軸・6.5段の手ブレ補正効果
大容量バッテリー
- 新開発の大容量バッテリー「NP-W235」を採用
- ノーマルモードで500枚、エコノミーモードで600枚の連続撮影が可能
- 別売のバッテリーグリップにてNP-W235を2つ搭載可能。約1700枚の連続撮影
ファインダーモード
- EVFの設定として「低照度優先」「解像度優先」「フレームレート優先」を搭載
- 背面モニターの設定として「低照度優先」「解像度優先」を搭載
独自の色再現技術
- イメージセンサーは裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS4」を採用
- 画像処理エンジンに「X-Processor4」を採用
- フイルムシュミレーションに「ETERNAブリーチバイパス」を新搭載
- オートホワイトバランスに「ホワイト優先」「雰囲気優先」を新たに搭載
動画撮影機能
- 4K/60P 4:2:0 10bit SDカード内部記憶
- 4K/60P 4:2:2 10bit HDMI出力
- フルHD 240Pのハイスピード動画撮影(10倍スローモーション)
- 電子手ブレ補正搭載
- ボディ天面に静止画/動画切り替えダイヤルを新たに搭載
- 静止画・動画にて独立した設定を保存可能
別売アクセサリー
- 縦位置バッテリーグリップ(VG-XT4)
- デュアルバッテリーチャージャー(BC-W235)
- カバーキット(CVR-XT4)
- クリップオンフラッシュ(EF-X8)
発売時期
2020年4月発売予定
価格
ボディ単体: 税別20万4,500円前後
レンズキット:税別26万4,500円前後
(キットレンズはXF16-80mmF4 R OIS WR)
まとめ

富士フイルムから「X-T4」が正式発表されました。
フラグシップ機ともとれるような化け物スペックでリリースですが、価格的にはX-T3とほぼ変わらない価格帯でのリリースとなりそうです。
APS-C機の最高峰カメラとして人気が出そうですね。