おはようございます!
Nikonのカメラと富士フイルムのGFX50Rを使っている、けんちろです。
海外サイトにて新しい
Nikon Fマウントのレンズ → 富士フイルム GFX Gマウント
へのレンズコンバーターが発売されていました。
最初
「やべー! めちゃくちゃ欲しい!」
って思ったんですが、よくよく読むと
「う~~~ん、惜しい!」
って感じになったので紹介します。
Metabones MB_EPNFG-FG-BM1
目次
Metabonesから発売されたマウントアダプターなのですが、特徴は
1.26倍のコンバーターになっており
35mmフルサイズのニコンFマウントのレンズを
中判GFXの画角に拡大してくれる
という点です。
これにより、35mmセンサー用のFマウントレンズを中判カメラであるGFXにつけても、中判センサー全域を使うことが出来るようになります。
1.26倍のコンバーターなので
- 24-70mm f/2.8 は 中判30-88mm f/3.5
- 70-200mm f/2.8 は 中判88-252mm f/3.5
に変わるわけです。
僕は一応
ニコンFマウント→フジGマウント
へのコンバータは持っているのですが
こちらのマウントアダプターは
「単なるアダプター」
のため、GFX50Rで普通に撮影すると周辺が黒くケラれてしまいます。
まぁ、もともと35mmセンサー用のレンズなので当たり前です。
なので、
「これでGFXのシステムでFマウントレンズ資産が活かせるのでは!?」
と思ったのですが、1点だけ盲点がありました。
ニコンは絞りの制御方法で3タイプのレンズが存在する
Nikonのレンズには絞り制御の方法で3つのタイプが存在します。
Dタイプレンズ
Dタイプのレンズとは
レンズに絞りリングが付いているレンズになります
こちらの商品の画像をよく見ていただくとわかると思うのですが、レンズ本体に「絞りを調整するリング」がついています。
これにより、カメラではなく「レンズの操作」で絞りを調整する事ができます。
Gタイプレンズ
Gタイプレンズとは
レンズに絞りリングが付いていない、かつ、レンズの後玉部分で機械式の絞り制御ができるレンズになります。
こちらのレンズには先程のような「絞りを調整するリング」がレンズに付いていません。
カメラからの制御によって絞りを調整します。
またその調整方法は、レンズの後玉付近にあるレバーで機械式に調整をするタイプになります。
Eタイプレンズ
Eタイプレンズとは
レンズに絞りリングがついていない、かつ、絞りを電気的に制御するレンズになります。
こちらのレンズにも「絞りを調整するリング」は非搭載です。
またカメラから「電気的」に絞りを調整するようになっており、後玉付近にレバーはありません。
Eタイプレンズ非対応
ここまで書けば皆様おわかりだと思うのですが、
Metabones MB_EPNFG-FG-BM1
は
Eタイプのレンズに非対応
なのです。
最近のFマウントのレンズはほとんどがEタイプであり、僕のメインで使っているFマウントレンズもほとんどがEタイプです……
とは言ったもののGタイプには対応してる
残念ながらEタイプのレンズには対応していなかったものの、Gタイプのレンズには対応しているのです。
この「Metabones MB_EPNFG-FG-BM1」には独自の「絞り調整システム」が入っており、Gタイプのレンズならアダプター側で絞りの調整ができるようになっています。
これはなかなかすごい。
ちなみに僕の持っている
こちらのマウントコンバーターはDタイプ(レンズに絞りリングがあるタイプ)しか対応していません。
まとめ
まとめると、僕の場合
「Metabones MB_EPNFG-FG-BM1」
を購入すると、
- GタイプのレンズがGFX50Rで使えるようになる
- Fマウントレンズで中判センサー全域を活用する事ができる。
というところは利点として挙げられます。
いやぁー
Eタイプのレンズが使えるなら、即効ポチってましたが、これは悩む!
みなさんもこのようなレンズアダプターを購入される際は、
「対応しているレンズ」
に気をつけて購入しましょうね!
ちなみに
「Metabones MB_EPNFG-FG-BM1」
は自社サイトから購入できるようです。
https://www.metabones.com/products/details/MB_EPNFG-FG-BM1
あくまで購入は自己責任で!