富士フイルムから高級コンパクトデジカメ「FUJIFILM X100V」が正式に発表されました。
FUJIFILM X100V 正式発表

昨日こちらの記事で
「早くスペックが知りたい」
と言ってましたが、言っている間に正式発表となりましたね(笑)
光学式・電子式を切り替えられるファインダー
なんと言ってもX100シリーズの特徴はファインダーが光学式(OVF)と電子式(EVF)で切り替えられる点です。
名称が「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」
これを最初に触ったときの衝撃たるや。
ヨドバシカメラで「えっ!」って声を出してしまったことを今でも覚えてます。
しかもこれ光学式・電子式を「切り替えられる」だけではなく
「同時に表示」
も出来るのです。
光学式ファインダーの中にちっちゃく電子式ファインダーを表示させることが出来、
全体的な画角は光学式で確認し、細かいピントをちっちゃい電子式で確認する。
なんて使い方も出来ます。
今回は電子式ファインダーも約369万ドットの有機ELパネルということで、かなり使い勝手が良いのではないでしょうか?
主なスペック

主なスペックを現行モデルのX100Fと比較して見ていきましょう。
X100V | X100F | |
---|---|---|
画素数 | 約2,610万画素 | 約2,430万画素 |
光学ファインダー | 視野率約95% 倍率約0.52倍 | 視野率約92% 倍率0.5倍 |
電子ファインダー | 0.5型有機EL 約369万ドット | 0.48型 約236万ドット |
背面モニター | 3.0型タッチパネル 約162万ドット チルト式 | 3.0型 約104万ドット |
ISO感度 | 標準:160-12800 拡張:80/100/125/25600/51200 | 標準:200-12800 拡張:100/25600/51200 |
内蔵NDフィルター | 4段分 | 3段分 |
動画 | DCI4K:(最高)29.97p 4K: (最高) 29.97p 連続最大10分まで FullHD:59.94p 連続最大約15分 FullHD:120p 連続最大約6分 | FullHD:59.94p 連続最大約14分まで HD:59.94p 連続最大 約 27分まで |
質量 (バッテリー、メモリーカード含む) | 約478g | 約469g |
特徴
アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー 以外の特徴も見ていきましょう。
新設計のレンズ
23mm(35mm判換算:35mm)のF2というスペックからは変更が無いものの、II型に進化している。
I型は非球面レンズが1枚
II型は非球面レンズが2枚
とのこと。
このあたりは実際に撮影された写真を見てみないとなんとも言えませんが、レンズの口径が大きくなってることから写りは期待できるのではないでしょうか?
防塵・防滴
レンズ部分にアダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」を使用することにより防塵・防滴を実現とのこと。
バックに入れずいつも方からぶら下げてる派の人には嬉しいですね。
デザインもおしゃれなので、かばんに入れとくのはもったいない(笑)
チルト式液晶
100Fからの進化のポイントとしてチルト式液晶が採用されました。
2軸のチルトだそうですが、デザインにもこだわっており、収納時には出っ張りがなくフラットにしまえるとのこと。
新たなフィルムシュミレーション
X-Pro3に追加されて人気のフィルムシュミレーション「クラシックネガ」を追加。
他にも「ETERNA」「カラークロームエフェクト 」「カラークロームブルー」が搭載。
最新のレンズ交換式ミラーレスに搭載しているエフェクトは一通り入ってる感じ。
発売時期と価格
カラーバリエーションがシルバーとブラック
シルバーが2月下旬
ブラックが3月
の予定とのこと。
店頭予想価格は税別16万4,400円
まとめ
X100Fの発売から約3年
デザインとレンズが変更になり「正当進化」といった感じですね。
動画やフィルムシュミレーションも最新のスペックにしてきた感じです。
やっぱり気になるのは「画質」ですね。
センサーが裏面照射になりレンズも新設計のものと言うことで、どんな描画をするのか気になります。
デザインもかっこよくて毎日持ち歩きたくなるカメラって感じですね。
シルバーかブラックかはめちゃくちゃ迷うポイントだと思います(笑)
うーむ
最強のスナップカメラではないでしょうか??