【新発表】時代が変わる! GFX100S 中判ミラーレスカメラ
目次
先日富士フイルムから
中判ミラーレスカメラGFXシリーズの最新モデルとして「GFX100S」が発表されました。
GFXシリーズと言うと【1億画素】の「GFX100」が去年発売されましたが、今回のGFX100Sはその「小型版」であり、価格もぐーーーんと抑えられたカメラになっております。
予想価格税別約67万の衝撃!
1億画素の中判カメラであるGFX100の価格は
2021/01/29時点で約140万するカメラです。
それに対する最新モデルのGFX100Sの価格予想は
税別約67万!
なんと半額以上です。
正直この価格を聞いたとき
「1億画素のセンサーが乗ってるけど、他のところはかなりコストダウンしたカメラなんじゃないの?」
って思ってました。
いや、それでもすごいけど。
しかも蓋を開けてみるとスペック的にも妥協は無し。
最新の技術がしっかり投入された本当に意欲的なカメラだと言えます。
主なスペック
その妥協なきスペックの一例を見てみましょう。
有効画素数 | 約1億200万画素 |
AF方式 | 像面位相差 カバー率約100% |
画像処理エンジン | X-Processor4 |
顔・瞳認識 | あり |
ボディ内手ブレ補正 | 最大6.0段 |
EVF | 0.5型 369万ドット 倍率0.77倍 |
背面液晶モニター | 3軸チルト 3.2型 236万ドット タッチパネル |
動画 | 4K/30P 4:2:0 10bit |
質量 | 約900g |
ボディ内手ブレ補正はGFX100よりも性能が向上(GFX100は最大5.5段)
富士フイルムは昨今エントリーモデルにもボディ内手ブレ補正を導入しており、手ブレ補正ユニットの小型化という面ではかなり先行しているイメージがありますね。
また防塵防滴、-10度の低温構造もしっかりと入っており、ただの廉価版ではないことがうかがえます。
ちょっと気になる点はEVFの性能。
どうやらGFX50Rと同等性能になるらしいです。
GFX50RのEVFはお世辞にも良いと言えない(いや、かなりしょぼい)のでこの点は実際に手にとって、覗いてみて確認したほうが良さそうです。
特徴的な天面の液晶パネル
カメラの天面部には1.8型という大きめのサブ液晶モニターを搭載しています。
ここの表示はかなりカスタマイズできるらしく、ヒストグラムの表示などもできるようです。
「モノクロメモリー液晶」とのことですので、電源OFFにしても表示が維持されているのではないか思います。
カスタマイズボタンもかなり多く、操作性にはこだわったカメラになっています。
新構造のフォーカスレバー!
GFX100Sでは新構造のフォーカスレバーを採用。
フォーカスレバーとはフォーカス位置を動かすためのスティックです。
今までGFXシリーズのフォーカスレバーは他社と比較すると2.3歩送れている感じがしていました。
今回はその点もしっかりとフォロー。
どのようなフィーリングになっているのか。
こちらも早く実際触って確認したいところです。
まとめ
驚きの低価格と妥協のないスペック。
富士フイルムにとってかなり意欲的なカメラになるのではないでしょうか?
GFX100Sが発表される前日にはソニーのフラグシップ機「α1」が発表されました。
こちらの価格は約90万。
90万フルサイズのカメラ発表の翌日に、
67万の中判カメラを発表する。
意図的かはわかりませんが、このあたりも富士フイルムの強かさを感じます。
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